読術力など・自己学習方法の発見

教科書、参考書、問題集の3点セットで学習する高校生は昭和には多くいました。現在は、塾や予備校に通う生徒さんも多くなりました。それだけ、便利な世の中になったとも言えます。しかし、注意しなくてはならないことは、塾、予備で、インプット(理解授業)だけでなく、、アウトプット(演習・試験)を十分行っているかどういう点です。例えば、昨日見たテレビ番組の内容をいつまで覚えていられるか。翌日には忘れている場合も散見致します。二項間漸化式を取ってみても、演習が5回以上は必要となります。況んや、三項間漸化式をや。演習を行い、習得・習熟して再度、インプット(理解)をすることが大切です。授業が終わって、数時間程経過し、頭の中で復習してみることも1日の締めくくりです。夜、睡眠することによって、海馬から大脳へと転送されます。文字を読み取り、理解することは、授業内容をノートし、それを読むことを一度に行っているようなものです。只、読術力に長けている人は一部分のWAIS-Ⅳの下位層の要素の値の高い人でしょう。そうではない人は、工夫を凝らし理解することになります。映像授業を繰り返し数回受講することもインプットとアウトプットを行っていることになります。そして、数人の誰かに教えることです。犬や猫でも構いません。口に出して教えようとして下さい。人の能力は人それぞれです。やり方も十人十色で、これしかないということはありません。是非、自分に合った学習法を見出して下さい。